宝塚音楽回廊

『宝塚音楽回廊』は震災復興10周年の感謝の気持ちを込めて立ち上げた音楽イベント。
しかしながら、今なお日本や世界のいたるところで自然災害が発生しているのも事実です。
『宝塚音楽回廊』は自然災害を被った地域にチケット売上代金の一部を義援金として届け、復興へのエールを送っています。

宝塚の秋の多彩な音楽イベントとして定着しつつある『宝塚音楽回廊』。このイベントの成り立ちはさまざまな分野の人たちの想いがひとつの形となって生まれました。

昭和29(1954)年と平成7(1995)年、この時を隔てた二つの年に『宝塚音楽回廊』誕生のルーツがある。

平成7(1995)年1月17日未明、阪神・淡路地方を襲った大地震はこの宝塚にも容赦なく被害をもたらし、街は大きな打撃を受けた。
懸命の復興事業の甲斐あって街も徐々に新しい姿を取り戻していったが、バブル崩壊後の不景気と震災を体験した街にはもはや“ゲンキ”は失われていた。

震災から10年が経過した平成16(2004)年、宝塚市は市制50周年を迎えた。
昭和29(1954)年4月、四つの町村(宝塚町、良元村、長尾村、西谷村)が合併して5万人の市として誕生した宝塚市もいまでは人口22万人を超え、成熟した都市を形成している。

震災後の平成12(2000)年にコミュニティFMとして設立した『エフエム宝塚』も地域の文化振興やコミュニティの形成に模索をはじめていた。
また、宝塚市の文化事業の担い手である(財)宝塚市文化振興財団も蓄積したノウハウを発揮する機会を窺っていた。

「なにかできないか」
「街に“ゲンキ”を呼び起こしたい」

『こうなったら自分たちで何かやってみよう。』

このようにして市民の手作りによる街おこしの取組みがはじまった。
“たからづか・タカラヅカ・TAKARAZUKA”、このモダンな響きがする街・宝塚に何がよく似合う?
市内のカフェやレストランではそれぞれの店舗がライブハウスとしての取組みもはじめていた。
これらの店舗とも連携して宝塚にふさわしい音楽イベントをおこそう。開催ゾーンは、阪急沿線の隣接する宝塚駅、宝塚南口駅、逆瀬川駅をプロムナード(回廊)構想で結んで。

宝塚市制50周年と震災復興10周年の感謝を込めた市民の手作りによる『宝塚音楽回廊(TAKARAZUKA MUSIC PROMENADE)』の誕生です。

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